東京外国語大学の悪い口コミ・評判は本当?在校生が検証しました
東京外国語大学に進学したいけど、ネットを見たら悪い口コミが書かれているのを見つけた。悪い評判が本当だとしたら気になるけど、確かめようがない…。
と悩んでいる方のために、東京外国語大学の在校生に、ネットに書かれているネガティブな口コミをいくつか調べ、感想を教えてもらいました。東京外国語大学の評判はどうなのか?を知りたい方はぜひチェックしてみてください。
レビュワーのプロフィール
- 出身大学:東京外国語大学(在校生)
- 学部:ラオス語専攻
- ステータス:大学4年生
東京外国語大学の評判「外大は賢くない学生が多い」
・メジャー言語の学生とマイナー言語の学生の間に大きな格差がある
→人気言語は早慶レベルでしょうが、底辺言語はマーチに受かるかも怪しい連中です。(編集部一部修正)
・あまり就職が良くない(特にマイナー言語)
・キャンパスがド田舎、都心へのアクセスが良くない
・数理のできないアホが大量に混ざっている
・東京外大は東大レベルとか勘違いしているプライドの高い子が多い
東京外国語大学は人気の言語のみが賢く、少数言語は人気がなく賢くないというのは大きな勘違いです。たしかに学生の中で学力に差はありますが、私大とは違いみんな同じ試験に合格した学生ですから、早慶やMARCHとの比較対象にされて挙句の果てに馬鹿にされるのは腹が立ちました。また人気な言語が必ずしも偏差値が高く、不人気なところが偏差値が低いわけでもありません。また少数言語について”底辺言語”という記載があることにも憤りを感じました。私たち東京外国語大学の学生は言語に優劣はないという教育を受けてきたので、ネットに記載された偏差値や外からの偏見で、何も知らない人に底辺言語などと呼ばれるのはおかしいと思いました。
東京外国語大学の評判「マイナー言語の留年率が高い」
最近、ネットで東京外大の悪い噂をよく見ます。
・単位認定が厳しい
・留年率が高い(マイナー言語で顕著)
・あまり就職が良くない(特にマイナー言語)
先程と同じページですが違う観点です。まずこの人たちは、事実を知らないのにネットなどに掲載されている噂や口コミのみで、新たに悪い評判を作っている部分が気に入りませんでした。例えば、東京外国語大学の留年率が高いのは、確かに単位が取れない人もたまたまいますが、それは学生の頑張りが足りないのか、それとも授業が厳しいからなのか彼らにはわからないと思います。そして留年率はそもそも単位が取れなかった人よりも、留学した学生のカウントがほとんどです。そして、マイナー言語の学生の留年率が高いのも留学に多く行くからです。今や英語圏への留学なんてどこの大学でも行ける時代ですから、やはり外大に来たからには、他の大学で出来ないことをした方がいいのではないかということで、マイナー言語の専攻の学生が留学に長期で挑戦することが多いのです。何も知らないのに悪くネットに書くのは、そこの学生にも大学にも失礼だと思います。
東京外国語大学の総合評価
はい、強くそう思います。
国立大学のわりに学校の設備が綺麗で、図書館の書物も外国語大学ならではの他では読めないような珍しい言葉の本や資料がたくさんあります。また言語にかかわらず、ネイティブの先生が各学科2名以上はおり、日本にいながら留学しているかのような自然な言語が学べます。それから国立大学というだけあって、外国語大学とはいえ他の教科の授業も充実しており、言語だけに知識が偏ってしまうことのないようにカリキュラムが組まれています。外国人の友人も学内でたくさんできますし、外国の言語や文化、考え方に関して知見を広めたい学生にとっては最高の大学です。
東京外国語大学の基本情報
- 大学名:東京外国語大学
- 法人名:国立大学法人東京外国語大学
- 本部住所:〒183-0003 東京都府中市朝日町3丁目11−1
- URL:http://www.tufs.ac.jp/