慶應義塾大学の悪い口コミ・評判は本当?在校生が検証しました
慶應義塾大学に進学したいけど、ネットを見たら悪い口コミが書かれているのを見つけた。悪い評判が本当だとしたら気になるけど、確かめようがない…。
と悩んでいる方のために、慶應義塾大学の在校生に、ネットに書かれているネガティブな口コミをいくつか調べ、感想を教えてもらいました。慶應義塾大学の評判はどうなのか?を知りたい方はぜひチェックしてみてください。
レビュワーのプロフィール
- 出身大学:慶應義塾大学(在校生)
- 学部:法学部 法律学科
- ステータス:それ以外
慶應義塾大学の評判「レベルが低く名ばかり」
受験して入るのは難しいが、内部進学生が多いため、あまりレベルは高くない。進級も簡単にできるため名ばかりである。講義・授業は基本的には教授がずっと話しているだけで、かなりの興味がなければつまらない。(編集部一部修正)
あまり同意できません。
上記のコメントに関しては、一理ある部分はあるかと思いますが、授業内容や難易度に関して一律にレベルが低いとは思いません。中にはレベルが低い人がいる、ということはどこの大学にでもあることだと思います。また、試験内容も「○○について論じなさい」といった記述式のもので、教科書内容や判例についてきちんとした理解が求められています。
授業について、興味がなければつまらない、ということですが「変わっている先生が多いなぁ」という印象で面白い授業も多いですよ。授業を受ける側の姿勢の問題だと思います。
慶應義塾大学の評判「自然科学系の授業が少ない」
人文科学系の授業は充実しているが、社会学系、とくに自然科学系の授業の種類が少なく、レベルも低いため不満。
まあ同意できます。
確かに慶應は人文科学系の授業は充実していますね。語学や文学、歴史関係が特に多い印象があります。哲学も有名ですね。ただ、社会科学分野の授業が少ない、というのは疑問です。実際に、特に経済学系や政治学系などは慶應の得意とするところで、業界の第一人者の先生もたくさんいらっしゃいます。
社会学の先生も「パフォーマティブ社会学」という一風変わった面白い授業をされる先生の他、「◯◯社会学」と名の付いた授業はいくつもありますよ。
慶應義塾大学の総合評価
はい、強くそう思います。
自由な校風、というのをとても感じています。刺激し合える仲間との出会いもあり、変わった人も多いです。厳しい先生も中にはいらっしゃいますが、基本的には親身で面白い先生ばかりです。
授業や進級が易しい、との指摘もありますが、先生方は基本的に「是非単位を取ってください」と応援してくれている姿勢でいてくれます。手続き(登録、申し込み、締め切り)やレポート、論文の形式・体裁に関して非常に厳しい印象がありますが、これらの点について慶應に鍛えられた、よかったと感じています。卒業論文は絶対に書いた方がいいです。
慶應義塾大学の基本情報
- 大学名:慶應義塾大学
- 法人名:学校法人慶應義塾
- 本部住所:〒108-0073 東京都港区三田2丁目15−45
- URL:https://www.keio.ac.jp/ja/