日本郵便の悪い口コミ・評判は本当?現役の従業員が検証しました
日本郵便に就職・転職したいけど、ネットを見たら悪い口コミが書かれているのを見つけた。悪い評判が本当だとしたら気になるけど、確かめようがない…。
と悩んでいる方のために、実際に契約社員として日本郵便で勤務されている方に、ネットに書かれているブラックな口コミを調べ、感想を教えてもらいました。日本郵便の評判はどうなのか?を知りたい方はぜひチェックしてみてください。
レビュワーのプロフィール
- 勤務先:日本郵便(在籍中)
- 職種:郵便配達、郵便営業
- 属性:男性
日本郵便の評判「自爆営業」
会社側の人手不足により、配達状況がパンク(間に合っていない)している事。郵便局といえば自爆営業という言葉がよく聞こえてくる点、例としては、時代のニーズに合っていない「かもめ~る」のノルマ(会社では指標)を達成できなければ期間雇用社員であればスキル評価(査定)に影響してくる為、皆自爆営業をしている事。会社側は社員一同昼休みをしっかりととっているとしているが、実際は休憩する間もなく配達作業を続けている。データ上では休憩を入力し、配達をしている。(編集部一部修正)
「どこの支店でも自爆営業は常習化しているんだな」というのが感想です。私の所属している局でも、需要の限りなく少ない「かもめ~る」の営業を、まして一般のお客様に対して途方もない数を販売するよう強要され、未達成者に対しては朝礼にて名指し、販売数を読み上げられ、つるし上げの様に責め立てられている様を毎日見ています。人手不足の件に関しましても、毎日3人以上足りない状態で、そのしわ寄せが今働いている方に押し寄せ、パンクしている状態です。それでも無理に配達を急がせ失敗してしまい、退職させる方向に持っていくこともあります。車・バイクに乗れずに内務で仕事も与えられずただ反省させられ、他の仲間に多大な迷惑をかけてしまうという始末です。
日本郵便の評判「ノルマがきつい」
自爆営業に関してです。例によって、郵便局では自爆営業が付き物です。よく聞く年賀状、かもめ~るの他に切手、レターパック、カタログ商品、ふるさと小包等があり、基本的に8割以上の社員(期間雇用社員含め)が自爆営業をしてノルマ(会社では指標という言葉を使う)を達成しています。(編集部一部修正)
まさにその通り、というのが感想です。私の所属している局でも自爆営業が常習化しきっていまして、日常風景です。給料日になると役職の方が、「今日は○○○(その月のノルマ商品)どれぐらい出るかなー?」という朝礼からスタートし、数人で集まるミーティングでも「○○(人の名前)はまだ0個だけど、今日出るんだべ?」等名指しで指摘し、その方が営業見込みが無いとわかると「今日給料日だからわかるべ?」と言い出す始末です。これを聞いてほかの仲間も笑い、言われている側も笑っている風景を見ると”異常だな……”と思ってしまいます。
日本郵便の評判「配達員の態度が良くない」
内容は「配達員の態度」という記事で、お客様に対して”ため口”などフレンドリー過ぎる対応をしている配達員がいるということです。お客様が不快に思っているということ、そういった配達員が来た場合の対処法(苦情連絡先)を書いている。(編集部一部修正)
同じ配達員としては考えられない言動だと思いました。まず、お客様に対しては終始敬語で対応します。それでも粗相をしてしまいお客様を怒らせてしまった場合、私だけでは納得していただけない場合などは、上司に代わって頂いて、尚且つ私自身もその場で頭を下げるような対応が普通だと思っていました。”報復が怖い”等の理由でクレームを控えているお客様もいらっしゃると思いますが、そういった失礼な配達員はきちんと郵便局のほうにクレームとして伝えて頂き、「その配達員を家に来させないでくれ」と言っていただければ、もうお客様の家には来ることはないようにもできます。
日本郵便の総合評価
全くそう思いません。
基本的に会社が求めている人材は”仕事は全くできなくてもYESマンな人”というのが身に染みて分かりました。なんせ、配達が遅い人ほど超勤で稼げ、失敗のリスクも当然少ないのです。仕事が速い人達は定時で帰れる(可能性が高い)メリットはあるのですが、当然その遅い人たちの残していった荷物や郵便を、早く帰ってきた人たちが捌かなくてはなりません。ここまではまだ妥協できるのですが、その遅い人たちこそスキルの最高評価を貰っている高給取りの方で、仕事の速い人たちはその人たちより基本給が安いことが多いです。この点を踏まえると、私自身は全く満足していないと考えました。
日本郵便の基本情報
- 会社名:日本郵政株式会社
- 本社住所:〒100-8791 東京都千代田区大手町二丁目3番1号大手町プレイスウエストタワー
- URL:https://www.post.japanpost.jp/index.html